卒業式で伴奏♫小学6年生生徒さん、ピアノを通して学んだ大切な事を授業参観で発表!杵島郡・鹿島市のピアノ教室

  • 投稿カテゴリー:ピアノ

小学6年生。卒業式の合唱の伴奏オーディションで心も成長しました。杵島郡・鹿島市ピアノ&リトミック教室

こんにちは。ピアノ・リトミック講師の中村美紀子です。

入学式も目前!新しい環境にワクワクドキドキですね。

今日は先月の小学校卒業式で合唱の伴奏を担当したピアノコースの生徒さん達の中で、オーディションに合格するまでの過程でとても素敵な経験をした、小学6年生(新中学1年生)の一人の生徒さんについて書きたいと思います。

譜読みも速く、指もよく回る女の子。

何故か今一つ練習が思うように進まないまま、オーディション前日のレッスンにやって来ました。

「途中までは弾けるけど、ここからは難しいから弾けない」と、もはや諦めムードの生徒ちゃん。

難易度的にもこの生徒さんだったらきちんと練習したら弾ける曲ですが、難しいサビ部分からはほぼ弾けておらず、おやおや…と言う感じ。

「まぁ、、、ちょっと今出来る事をやってみよう。」と、

レッスンの中で焦らずゆっくり丁寧に、和声の響きを聴く事だけに集中するよう促しながら、一緒に練習に取り組みました。

弾いてるうちに心も落ち着いたようで、レッスンが終わる頃には「意外といけるかも」と表情も明るくなりました。

その後に続く妹ちゃんのレッスンの間中、教室の電子ピアノでヘッドフォンをつけて黙々と自主練習。

帰り際には「ワンチャン行けるかも!」と自信を取り戻した様子の生徒ちゃん^^

「うん!絶対いける!家に帰って今夜じっくり取り組んでみて!」と言葉をかけてレッスンを終えました。

結果、翌日のオーディションに見事合格!

そこから火が着き毎週のレッスン毎にしっかり弾き込んで来るようになりました。

上達のスピードもどんどん上がり、あっと言う間に彼女らしい伸び伸びとした音楽を創り上げる事が出来ました。

卒業式当日の演奏も「めちゃくちゃ良かったです!」と、お母様から嬉しいお声を頂きました。

ピアノを通して自ら気付けた「人生で大切な事」を、学校の授業参観で発表した生徒さん。

その数週間後のレッスンで、

「先生、ちょっと学校の参観日に発表したいから、先生の写真撮らせて下さい」と、タブレット持参の生徒さん。

「何の発表?!」と聞いても

「内緒です!」と教えてくれず(笑)

「悪い事には使いません!いい事です!」との言葉を信じて撮影をOKしました。

そして先日、お母様から送られて来た動画では、ピアノを通じて気づいた「伝えたい事」をテーマに、学校の授業参観でタブレットを駆使して見事にプレゼンする生徒さんの様子が映し出されていました。

お母様の許可を頂いて、生徒さんの言葉を一部交えながら画像を掲載させて頂きます。

「私が一番伝えたい事は、諦めない事です」との言葉から始まったプレゼン。

(今時の小学校教育はこんな事もやるんですね〜)

「きっかけは、中村美紀子先生です。

中村先生は、年中の頃から習い始めたなかむら音楽教室のピアノの先生です。」

ここで教室で撮った写真の登場。(現在教室名は『ジョイミュージック』に変わっています。)

ちゃっかりベートーヴェン先生のオブジェを手に持ってポーズの私(笑)

「そこでかけられた私が大切にしたい言葉は、〜無理なものは無理。だったら出来ることをやろう〜です。」

オーディション前日に諦めていた事、そこから私の言葉をきっかけに頑張ったエピソードを交えながら、

諦めずに頑張った結果オーディションに合格出来た事や、何があっても諦めない事の大切さに気付けた事、そのきっかけとなった私への感謝の言葉をしっかりと説明しつつ、堂々と発表する姿に感心しました。

下の画像の「やればできる!」の大きな文字!

みんなそんな事は心のどこかでわかってるんですよね。

でも、その言葉がスッと心に響くタイミングってあるんです。

それが今回は伴奏のオーディションでした。

人は自分が経験した事しか身に付きません。

様々な角度から生徒さん本人が気付けるよう導き、タイミングを逃さないのも私の指導者としての役割です。

ピアノを楽しみながら上達するために大切な事は、その時々で生徒さん自身の心に響く実体験であり、近い目標を設定する事。

それが練習への原動力となります。

そして強制ではなく、自らの意志で頑張れた事こそ、お子様の大きな自信へと繋がります。

(そうなるよう周りの大人が誘導する事も大切です。)

だからこそ、私は出来る限り普段のレッスンでも、また、発表会等での選曲でも、生徒さんの気持ちを尊重するよう心がけています。

一度心に「もう無理」とシャッターを下ろしてしまった生徒さんに、色々と捲し立てても良い方向には向かいません。

諦めかけた生徒さんの心が出来るだけフラット(冷静)な状態に戻るよう、敢えていつも通りに(いつも以上に)淡々と接します。

壁を乗り越えた生徒さんを見守っていたお母様からの、嬉しいお声。

この生徒さんのご家庭は電子ピアノ。

生徒さんはいつもヘッドフォンで練習しているようです。

(電子ピアノの場合、ヘッドフォンでの練習は音のバランスが聴き取りやすい事と、一人の世界に没頭できるのでお勧めです。)

その為、普段の練習の音をあまり聞いた事がなかったお母様からは、後日下記のとても嬉しいお言葉を頂きました。

「○○は諦めかけてたので、先生の言葉でやる気が出て、頑張れて、自信にも繋がったと思います。

あの日の夜の練習は今までに見た事のない姿だったので、授業で発表を見て納得でした。

本当にありがとうございました。」 

ピアノを楽しく学ぶ為には上達も大切です。

でもそれ以上に、諦めない気持ちや、自分を信じて目標に近づく努力をする事を学ぶ場でもあります。

そしてそれは、先々の人生に於いて必ず糧になります。

けっして「頑張る事=苦しい事」ではありません。

ピアノを通して、「音楽の素晴らしさ」を感じる事はもちろん、それ以上に、「頑張る事の楽しさ」「頑張った結果、‘‘新しい自分’’に出会える喜び」「学ぶ事の面白さ」を感じて欲しいと思っています。

小学校時代はバスケット部で忙しそうだった彼女ですが、忙しい合間を縫って、ここぞと言う時はしっかりピアノも頑張る力もついています。

中学生になってもピアノは続けるとの事^^

7月の発表会に向けての曲の譜読みも春休み中にほぼ終わり、練習量も増えている様子。

音の表現も素直に出せるようになって来て、これからの成長がとても楽しみです。

ピアノコース(5歳〜)生徒募集中。若干名の空きがあります。杵島郡・鹿島市のピアノ教室

教室では現在、杵島郡と鹿島市の生徒さんが多く在籍されており、白石町、福富町、江北町、藤津郡嬉野町、塩田町、鹿島市などから、40名以上の生徒さんが通って下さっています。

只今ピアノコースは5枠程度の空きがございます。

幼児さん〜小学校低学年のお子様が通いやすい夕方の時間帯はごく僅かです。

ピアノを習いたいお子様、ピアノに興味がおありの方は、是非お気軽にお問合せ下さい。

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